- きくいもはキク科の植物で、水溶性食物繊維”イヌリン”が主成分です。イヌリンは人の持つ酵素では分解されないため、食べてもカロリーになりません。
- きくいもは天然のインスリンと言われ、糖尿病の予防や血糖値の上昇を抑える効果がると言われています。
- 食物繊維として働くので、腸がきれいになり、消化吸収が良くなり、血液がきれいになり、全身の細胞が元気になります。
- 脂肪の吸収を妨げる効果があるので、ダイエットにも最適な食物です。
- 糖尿病予防や健康促進の観点からきくいもが注目され、きくいも料理を用いて、食生活の改善に取り組む方が増えています。
きんぴら | きくいもを短冊細切りにし、人参、セロリなどと一緒に油で炒めます。 |
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天ぷら | きくいもを1cm厚さの輪切りにし、衣を作り、中温の油でカラッと揚げます。 |
煮っころがし | きくいもの水分をよく切り、鍋に油を入れて熱し、きくいもを入れてよく転がしながら炒めます。 |
豚汁 | きくいもを一口大に切り、豚肉、大根、人参、椎茸、コンニャク等と一緒に炒めます。 |
中華炒め | きくいもの水分をよく切り、きくいもとお好みの野菜を炒め、調味料を入れて味付けします。 |
きくいもチップ | きくいもを2~3ミリの厚さでスライスし、170~180度の温度で、5~6分以上素揚げをします。 |
酢漬け | きくいもを細かく切り、水でよく洗いアクを抜きます。 |
かき揚げ | きくいも、人参、玉ねぎ等と、手ごろな素材を適当に組み合わせて用意します。 |
わかめサラダ | きくいもをスライスしてから水にさらしてアク抜きをします。 |
きくいもの保存方法
生のきくいもは土を付けたまま冷蔵がおすすめです。表面を水洗いしてしまうと日持ちが悪くなります。
乾燥させて保存する場合はスライスし、水にさらし(3分)、それをザルなどに広げて天日干し(2~3日)をします。
十分乾燥したら、密封し冷暗所で保存します。
きくいもは「ジャガイモ」のように、常温で保存をしておくと芽が出てきます。
芽が出てきてしまうときくいもに含まれるイヌリン等の栄養素が損なわれてしまいますので、旬のうちに新鮮な状態を保ちましょう。